自分のショーを大事に | 東京ドイツ村パフォーマンスショー

自分のショーを大事に | 東京ドイツ村パフォーマンスショー

東京ドイツ村パフォーマンスショー

平日の良さ

大道芸人のパフォーマーたっきんです!

 

本日は東京ドイツ村パフォーマンスショー3DAYS最終日!
気温12度、風6m、晴れと、ちょっと肌寒い日和。
風強くなるとさすがにブルブルですね^^;

 

平日のショーということで、人出は穏やかでしたが
それゆえののんびり空間でのショーの良さもあるんですよ。
「いくぞー!」って勢いでいくショーもあれば、
「ゆったり〜」ってショーもあってね。

今日はゆったり〜な日でした~。

 

ショーレポート

15:00~のショーは強風のため中止にさせていただきまして、
夜イルミネーション点灯後に17:20過ぎから1回。

いつもよりちょっとだけテンポを落としてやらせていただきましたが、
要所要所で走っちゃったな〜という感じ。

ただショーの雰囲気めちゃくちゃ良くやらせていただきました!

 

寒い中でしたが、お付き合いくださいました皆様、
ありがとうございました!

 

 

自分のショーを大事に

自分のショーは自分だけのものだからね

長いこと試行錯誤を繰り返してきて、今のショーの形があります。
たくさんのお客様から応援をいただいて、
次のショーに繋いで
その中で実験・検証を繰り返して出来上がってきました。

完成するものではないんですが(^^;

 

だからこそ、自分のショーは大事にしなきゃいけない。

 

人出が少ない時、どうしてもこじんまりしたショーになってしまいます。
ごく自然で当たり前のことで、
長いこと大道芸をやっていると、今日の環境では良いショーにするのは難しい、という局面がよくあります。
平日だと特に。

そういう時に、ショーをやるのか、やめておくのか、の判断ってめちゃくちゃ大事な感覚だよなと思っています。

 

「大道芸をやる」ということ

僕がショーをやる上で考えているのは

テーマパーク内でのショーであれば、
お客様には「そのテーマパークのイベント」として認識される、ということ。

 

大道芸として場所提供だけを受けてやらせていただいていても、
お客様からしたらテーマパークでやっているショー、になります。

僕たち大道芸人がショーをやる時、その施設がバックにある、
という認識が絶対的に必要だと思います。

 

なので、大道芸をやる上で環境的に人が集まりづらそうという状況であれば、
僕はショーをやらないという選択肢も選ばないといけないと思います。
(タイムテーブルが決まっていない、実施が任意の場合に限りますが)

 

ショーをやってこじんまりしたショーになると、

 

「⚪︎⚪︎でやってたショー、しょぼかったね。」

 

と施設イメージに関わってくるからです。
ご厚意で場所の提供をしていただいているのに、恩を仇で返すようなことはできません。

 

実際のところ、大道芸だとお客様が集まるか集まらないかはやってみないと分かりません。
なのでやってみて、やっぱりダメだった、ということも多々あるんですが、
プロとしてやってきた感覚で、

「これは撃沈するな」

という時はショーの前におおよそ分かるもの。

 

どこでショーをやるかを考えた上で、その判断って大事だなーと思うんです。

 

とは言え、大道芸を成立させないと収入がない、というリアルもあるので、
一概に言えないんですが(^^;

塩梅がめちゃくちゃ難しいところ、どんだけ経験積んできても頭を悩ませますね〜。

 

自分のショーを大事に

いろんなことを考えてショーをやっているわけですが、
いずれにしても

自分のショーは今まで応援してくれたお客様あってのもの

であり、

自分が一番「自分のもの」として体現しているもの

なので、大事にしないといけないんですよね。

 

お客様の中には稀に面白半分で冷やかしてきたり、煽る方もいたりして。
そういう方がいた時に、

自分の大事なショーを、本当にこの方に届けたいか?
見てもらいたいか?

と踏みとどまる必要もあります。
ショーをやればいいわけじゃない。

 

お金が欲しいのであれば、もっと効率の良い方法は社会にたくさんありますからね。
プライド、と言えばそうなのかもしれませんが、
「ショーをやる」ということそのものにも、自分の意思を軸は必要ですね。

 

と、うだうだ書いたんですが、
シンプルに

自分が大事にしているものをお客様に届けたいよね

って話でしたw

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