- 2024.03.29
江ノ島大道芸 | 「子供向けのショー」「子供に向けたショー」の違いについて気付きをいただきました
江ノ島大道芸 久々の江ノ島大道芸は… 大道芸人のパフォーマーたっきんです! 本日は江ノ島大……
大道芸人のパフォーマーたっきんです!
本日はヘブンアーティスト活動で、先週に引き続き
葛西臨海公園にてパフォーマンスでした。
気温28度、風4m超、日が出るとも〜〜暑い!!
やっぱり風があるといくらか体感下がりますが、
その分道具のコントロールが難しい……。
程よい天気ってなかなかないですねw
14:00~15:00の枠内で1回だけ。
ヘブンアーティストの現場っていつも緊張するんですよねw
今日は新技、ラスト技含め、
ほぼほぼ1回で決まる絶好調DAY!!
ばっちばちだぜ!!
なんだか皆さんのゆったり見てくれてる感じが
すごい心地よかったなー。
良い一体感のあるショーができました^^
途中、園内放送でお車のハザードランプの案内があったんですが、
直感的にちびっこの自転車絡めた
ボケを思いついたものの
ちょうど良い位置に自転車が見当たらず断念。
こういう時の思考速度が
スーパーコンピューターレベル。ふふふ←
今度条件整ったらぶち込むんだ……
メモったぜ……
そんなこんなで、
お付き合いくださいました皆様、
ありがとうございました!!
最高に楽しかったー!!
今日はちょっとしたことに巻き込まれまして、
「大道芸人としてのあり方」ってなんだろう?と考えながらの帰路になりました。
大事なことだと思ったので、文字に残しておくことにします。
大道芸をやって14年になりますかね。
ずっと大道芸で生きてきて、いろんな経験も積んできて、
それなりの自分の「大道芸」ってものがあります。
その「大道芸」を通して、とても大事に考えているのが
「お客様は何を見ているのか?」
という点。
もちろん見る場所、お客様によってそれぞれですが、
「人柄を見ている」お客様が多いようにぼくは感じています。
いろんな芸があって、
いろんな見せ方があって、
いろんな伝え方がありますが、
それらはツールであり、過程であって、
それらを通して、
その人を「応援したいか」を見ているんだろうなと感じています。
つまり、人柄を見ているのではないでしょうか。
技術を見せたり、演出を見せたり、作り込んだものを届けるショーはまた別なんですが、
ぼくみたいなタイプのパフォーマーは
人柄を評価されない限り、ショーも評価されません。
20~30分程度のショーの間で、例えば
こういったところでお客様に不快感を与えるようなことがあれば、
その瞬間に評価されない結果になります。
どんなに素敵なショーをしても、
どんなに作り込んだ作品でも、
人柄がマイナス評価になった時点で、
もうそのショーは終わりなのかもしれません。
どうあるべきか、という話ではないんですが、
でも「それは間違ってるよね」というのはたしかにある。
人前に立つ人間として、清廉潔白であるべきだ、
なんて全く思いません。
でも、お客様に楽しんでいただきたくて大道芸をやってるのであれば、
なるべき像ってあるよねって思います。
目の前に楽しんでくださるお客様がいたら、
後ろのお客様には不快な思いをさせていいのか?
みんながそうなれって話でももちろんありません。
異種格闘技戦だからこそ面白いから。
ぼくはぼくのショーを通してみんなに楽しんでほしい。
不快な思いをさせたくない。
尖ることも大事なのかもしれないけど、
だれかを犠牲にして自分を満たすなんてのは
違うんじゃないのかね。
ちょっと頭の中がばらばらしてきたので
今日はこのへんで止めておきます。
99人を笑顔にできても、
1人を泣かせたり怒らせる大道芸人は間違ってるよ。