いばらきフラワーパーク大道芸 | 「楽しい」の出発点とベクトル

いばらきフラワーパーク大道芸 | 「楽しい」の出発点とベクトル

いばらきフラワーパーク大道芸3日目!

茨城県民の日だったんだって!

大道芸人、パフォーマーのたっきんです!

 

本日はいばらきフラワーパーク大道芸3日目!
普段通り現場入りして準備して〜ってして、
いざ時間になったので音楽かけてロープ引いて

 

!!!!!!

 

 

めちゃくちゃお客様たくさんいる!!!!!

 

ここ最近の土日祝日のショーのラストあたりぐらいのお客様が
スタート前から足を止めて待っててくださいました。

 

何事?!?!

 

どうやら今日は『茨城県民の日』だったらしく、おかげさまで土日並に来園者数が多かったみたいです。
いやね、平日ののんびりテンションでいったのでびっくりでした 笑

 

ショーレポート

ショーは2回!

1回目は先の通りたくさんの方がお付き合いくださいまして、
2回目は普段の平日の雰囲気ながら濃い〜〜〜皆様がお付き合いくださって、

2回とも楽しくやらせていただきました^^

なんだか普段よりもちょっとラフめに喋れて。
水晶の部分で

「⚪︎mazonで買いました〜。」

のくだりにちびっこが

 

「すぐに来るやつだ〜!」

 

「おねえちゃんプライム会員だねぇ?!」

 

って返せたのは自分なりによくできた←

 

あと、メガネのパートで

 

「世界でぼくだけの技ぁぁ!!」

 

「….いいと思います!!!!」(女性

 

いいと思いますがすごくいいと思いますwwwwwww

 

 

時間・空間を楽しく共有できたな〜なんて思います^^
良いショーができた!

 

フラパ大道芸、他にもいろんなパフォーマーさんがショーをしているので、
ぜひまた遊びにいらしてくださーい!!

ありがとうございました!!

 

 

 

「楽しい」の出発点とベクトル

お客さんの「楽しい」、自分の「楽しい」どちらが先か?

今日帰りに先輩と電話をしていて、
その中でめちゃくちゃ勉強になった気付きというか、なるほど!!っていうお話をいただきまして。

 

「楽しい」の出発点はどこが先か?

 

というおはなし。

 

パフォーマーとして生きてきて10年超。
日頃感じているのが

 

「僕たちパフォーマーが楽しいと、みんなも楽しい空間を作れる」
「楽しい、は広がる」

 

というもの。
広がっていく「楽しい」の起点として、
僕たちパフォーマーがまず楽しもう、っていう。

 

ただ先輩は、この「楽しい」の出発点は

 

パフォーマーが楽しい→お客さんも楽しい

ではなくて、

 

お客さんが楽しい(楽しんでくれている)→パフォーマーも楽しい

 

であることが大事なんじゃないかな、とおっしゃっていました。
(ニュアンスちょっと違ったらごめんなさい)

そこから

  1. お客さんが楽しい(楽しんでくれている)
  2. パフォーマーも楽しい
  3. パフォーマーも楽しい→お客さんも楽しい
  4. 繰り返し

の連鎖が始まるもの。

これがいいショーに繋がるんだろうなーって。

 

パフォーマー自身の「楽しい」が起点のとき

パフォーマー自身が「楽しい」の起点であった時。
それってもちろんお客様に「楽しい」が広がる時ももちろんあるんですが、

パフォーマー自身だけが「楽しい」勘違いが生まれる可能性もあるんです。

 

全員が全員じゃないんですが、
たとえば大道芸シーンだと天気や環境、時期的なところで人通りが全然ない中で
ショーをスタートしなきゃいけないような場があります。

そういう時に

 

「うわっ!今日やばそう!(ワクワク」

 

とその環境を楽しむメンタリティな時があるんです。

その時本人はその状況を楽しんでいたりします。

 

でももし立ち止まってくださったお客様がいても、
その状況は楽しいものではないし、
目の前のパフォーマーは「楽しい」かもしれないけど、
同時に「変なひと」として映ることも十分あります。

 

そういった状況が十分起こりうるのが
パフォーマー起点の「楽しい」の状況なんだと思います。

 

もちろん全部が全部そうじゃないですがね。

 

 

お客様が「楽しい」が出発点

ショーだけでなく、演目1つ1つにしてもそうで、
その演目をやっていて

「自分が楽しい」

はもちろん大事ですが、同時に

「お客様も楽しい」

がとにかく大事。
だから「自分は楽しい」「お客様は楽しくない(伝わらない)」ネタ、演目は、
ただただ一人よがりで自己満足なものなんだと思います。

 

パフォーマーとしてこの業界で生きる上で個性ってのはめちゃくちゃ大事で。
それを求めるあまりに

「おれはこの芸が面白いと思うんだ!」

が強すぎる芸は違うよな〜と。
それは「楽しい」を共有しているわけではなくて、
自分だけの「楽しい」を押し付けている状態

 

そのネタ、本当にお客様の「楽しい」がありますか?

 

と、常に一歩引いて見る目線。

 

その芸の「楽しい」の出発点はどこですか?

 

ショーを作る上で、これらの視点から始まるものだと、
先輩のお話から学んだのでありました。

 

初めてメガネ芸を人前でやった時の自分に問いただしてやりたい…w

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