東京ドイツ村大道芸 | 自分が立ちたい場所

東京ドイツ村大道芸 | 自分が立ちたい場所

アットホーム感

大道芸人、パフォーマーのたっきんです!

今日は東京ドイツ村大道芸でのパフォーマンスでした。
平日のタイムテーブルのため、
15:00に1回、夜に1回という感じ。

15:00の回は例年点灯前の時間帯ということもあり、
ショーができないこともあるんですが…

今日はめちゃくちゃ楽しかった!

というのも、ツアーかな?
のお客様でご年配の方が多かったんですが、
どうも祖父母が見てくれているような感覚になってしまって
嬉しくなっちゃいました 笑

もちろんご年配の方だけが見てくださっていたわけではないので、
普段よりも幅広く目線合わせてみたりしつつ。
いやーでも本当に楽しかったw

 

「孫を愛でる感じで!」

 

普段こんなセリフ出ないですよ 笑

 

ショーのあとも
「身体に気をつけてね。」
と優しいお気遣いをたくさんいただいてしまって。
うーんほっこりした。

 

 

夜は夜でいつもよりもテンポを緩めつつ、
きっちりコンパクトに収められたかな?
イルミ見に来てくださったお客様、
ツアーのお客様が多いので、できるだけ時間を取らせないようにしつつ。

急に寒くなった夜ショーでしたが、
こちらもがっちりやらせていただいて楽しかったです!

 

皆様またお元気で!

 

 

立ちたい場所でショーをやる

僕は小さい頃に見た大道芸の景色・空間に憧れて、
大道芸をやっています。

なので僕が立ちたい場所は「大道芸」の場です。
ただ、ストリートパフォーマンスのような「大道芸」の場ではなくて、
テーマパークやそういった施設、商業施設等でのイベントパフォーマンス的な「大道芸」。

 

これが僕が立ちたい場所です。

 

大道芸を仕事にして10年を超えましたが、
その中でいろんな現場に立たせていただきました。
そして、その経験を通して、

「またここでやりたい。」
「ここに立たせていただくことがあの憧れた景色に近い」

を選んできて、

「ここは僕が立ちたい場所じゃない」

も選んできました。

自分のショーって、
お仕事として考えたら「商品」であると同時に、
「自分がやりたいことの塊」でもあるわけです。

 

そこには自分がどういう場所に立ってショーをやっているのか
が反映されてたりします。
(と僕は思うんだけども)

 

だからそれと合った場所であれば戦闘力が上がるし、
逆に違う場所であれば戦闘力が下がるもの。

 

大道芸をやっていく上で、
「自分はどこに立ってショーをやりたいのか?」
がはっきりしていないと、
大道芸の現場で自分が苦しむことになる。

それって同時にお客様も苦しめてしまうんではないか?

良いショーをやれば、お客様には喜んでいただける。
自分に返ってくるだけでなく、
その場所にも良い形で返ってくる、循環するもの。

逆に、
ショーが悪いと、お客様には喜んでいただけず、
それも自分に返ってくる。
…だけでなく、
その場所にも悪い形で返ってきて、循環するもの。

自分が立ちたい場所を目指して、めちゃくちゃ練習してつくったショーを、
出しどころを間違えてしまったがために
台無しにしてしまって、
悪循環を巻き起こす。

 

そんなことあっちゃいかんですよ。

 

足掻くことは大切だけど、
まずは自分が立ちたい場所を決めること。
そしてその場所に立つことに向けて考えて行動すること。

忘れずにいたいですね〜。

 

 

 

出演情報:11/26(土)とちのきファミリーランド

出演情報:11/26(土)とちのきファミリーランド

 

 

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