【まずはここから】成長のための「パクり」

【まずはここから】成長のために「パクる」

先日若い方の大道芸を見てから考えていたことが、
ちょうど毎朝聞いているVoicyで西野さんが似た話をされていたので
文字にしておきます。

Voicy - 音声プラットフォーム

音声放送チャンネル「西野亮廣(キングコング)」の「「腕力で強引に成立させている人」は真似するな(2022年9月9日放送)…

とかく大道芸においては「パクり」ってのが白い目で見られる世界です。
が、若い頃、駆け出しの頃は

「パクる」ことで一気に成長出来るよなーと思うってはなしです。
(パクリを推奨するはなしではなく、
良い意味でのパクりもあるってニュアンス)

最初にぶつかる壁

大道芸を始めたての頃にぶつかる問題は

  1. どうやって人の足を止めるのか?
  2. どうやってお客様を飽きさせず、最後まで見てもらうか?
  3. どうやって投げ銭に繋ぐのか?

今もぶつかってる問題でもありますが 笑

大道芸を始めたばかりの頃は
この問題に対してただただ突っ込んでは玉砕してを繰り返していました。
その度に考えて、改善して、試して、
でもやっぱりだめで…(繰り返し)

そんなことを繰り返していると、

「斬新なことを!奇抜なことをやろう!」

って思い至りました。
誰もやっていないこと、誰もやっていない衣装などなど…。

僕はこんなサングラスしてショーしてた時期がありました…

地獄か!

でも誰もやっていない理由って、

「もうすでに失敗だってみんな分かっているから」

なんですよね〜。
自分のショーとこれは違う、ってことに気付かないと、
良いショーにはならない。

で、どうしたら成長を加速させられるのか?
それが「パクる」ことでした。

大道芸における「パクり」

大道芸という世界において「パクる」ことは白い目で見られます。
今ではYouTubeが当たり前になったこともあって、
映像だけを見て
演出、トーク、小技などなど、いろんなものがパクられていきます。
だいたい劣化版になるんですが(^^;

とかくいうぼくも全てがオリジナルではありません。
多くのパフォーマーさんが、どこかしら似通った部分があるというのが実情。

これは駆け出しの頃、誰に教わるでもなく分かる部分でした。
それゆえに

「パクりはだめだ」

という意識が先の「斬新なことをしよう!」っていうイタい事故を起こしてしまうんだと思います 笑

成長する「パクり方」

完全にぼく個人の印象のはなしなんですが…

初期の頃ほど、

どれだけ先輩をパクるか

でその後の見え方が変わってきます。

「ただ表面的にパクる」のか、
「意図や理由まで考えてパクる」か、の違いです。

YouTubeは表面的なパクリしかできない

YouTubeは演者だったりが画面の中心にいて、
そのパフォーマンスを見ることができます。

でも大道芸って、実際のところ

「いかに空間をつくるか」

にかかっていて、うまい方ほどその空間作りの技術がずば抜けてます。
スマホの画面に映らないところまでいるお客様との絡み、
その場の空間に満ちてる熱量。

そういうのが一体になって大道芸の空間ができます。

YouTubeではそのお客様や熱量を、肌で感じることはできません。

なので結果的に表面的なパクりになる。
当然の結果です。

そのパクったことをそのまま自分の大道芸でやっても、
そこにはズレが生まれて良い結果にはなりません。

同じことを喋って、同じようにやっても
同じ結果にはならないんです。

生で見てパクる

それでぼくが思うのは、
パクるなら生で見ること。

  • なんでその時にそのセリフを言ったのか?
  • なんでそこでその間を取るのか?
  • なんでわざと失敗したのか?

いろんなことが見えます。
実際に先輩にそれについて聞いてもいいですし。

それが本当の意味での「パクり」なんだと思います。

僕がパクっていること

僕は根幹部分で、先輩お二方をパクってます。

「大道芸人としてのあり方」

「ディアボロのルーティン構成」

の2つでそれぞれ尊敬する先輩のショーを参考にしています。

お二方とも”圧倒的”な方々なので到底及ばないですが(^^;

① 学んだことをそのままやる

② 意図を考えつつ、身に染み込ませる

③ ひとつひとつ取捨選択して自分の形に変換していく

④ それを繰り返す

まずはパクってから考える。
それをしてから、一気に成長したように感じます。

「学ぶの語源は”真似ぶ”」
っていうのは、本当にそうだなーと思うわけです。

なりたい自分に向けて最短距離を

パクることで成長を早められるってはなしをしてきましたが、
さすがに芸歴10年近くなるとパクれないのが実際のところw

ローラーやったり、
サイコロやったり、
8リンやったりしたらもっとスムーズのお客様集められたり、
盛り上がって終われるんだろうなー…
なんてのは片隅にはありますが、

でもそれは僕がやりたいことではないのでやりません。

ローラーは単純に怖いし、

サイコロは学生の時に1ヶ月サイコロだけやり続けて、
なんだか境地に達しました←
(いまは技術的に発展したので面白そうだけども)

8リンは…単純に好みじゃない(^^;

※僕の”好き”の基準は「練習が楽しいか」か「単純に好きか」です

「○○さんみたいになりたい!」
という夢があるなら、
まずはその人をパクってみる。
そのあとに、どう自分の中に落とし込んで入れ替えていくか。

それが一番早くなりたい自分になれる、
やりたい大道芸が出来る近道なんだと思います。

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