- 2024.05.14
東京ドイツ村パフォーマンスショー | 大道芸の文化、改めて「投げ銭」について考える
東京ドイツ村パフォーマンスショー 大道芸人のパフォーマーたっきんです! 5/12(日)、東京ドイツ村パフォー……
大道芸人、パフォーマーのたっきんです!
今日は大道芸人として活動する上で、
お客様に、そして自分自身にも安心を届ける「パフォーマンス保険」の話です。
なお、この記事では僕から保険を紹介します、とかそういうものはありません。
こういうのがあるよ〜っていうだけの話ですw
「パフォーマンス保険」とは通称です。
正式名称は保険会社により異なりますが、
要は
大道芸などのパフォーマンス中に起こった事故等に対応する保険。
結構「大道芸にも保険があるんだ?!」と言われることもありますが、
お仕事の種類もたくさん増えてきた今、
保険会社さんもニーズに応えて作ってくれました。
ありがたい!!
僕が契約しているところでは
これは一部ですが、こういったところで保険が適用されます。
保険が適用されないのは
等があるようです。
僕はエアリアルは出来ないし、
海外である予定はないし、
ファイヤーは怖くて出来ないので大丈夫そうw
保険加入のメリットは
といったところでしょうか。
最近では保険に加入していることが条件の現場も増えてきました。
大道芸の芸の幅も広がってきて、
芸も芸人さんも多種多様に。
それに合わせて、当然ですが危険も増えてきます。
その上で、テーマパークや商業施設等では
万が一の事故等に対応できるように、
事前にそういった対応ができる方にのみ場所を提供する
という流れはごく自然な流れです。
パフォーマーサイドで考えれば、
パフォーマンス保険に加入していれば
活躍の場が増えるということ。
僕の契約しているところだと、
年5000円で活躍の場を得られるのであれば安いものです。
「保険加入が条件の現場が増えた」こともあり、
プロフィール等の資料に
「○○保険加入」
と記載することで、
お客様に安心・安全を提供することも可能です。
さほど重視していないクライアントさんも多いかもしれませんが、
それは重視していないのではなくて、
そういったものがあることが知られていないから。
打ち合わせ、提案段階で
「こういった保険がありまして、それに加入しているので
万が一なにかあった場合でもこちらで対応できます」
と伝えることができます。
こちらが楽しんでいただくことに対して、
万全の準備をしているという意識を伝えること。
つまりは信頼を得る、ということ。
僕はパフォーマンス保険に加入してから、
より安心・安全への意識が高くなったように感じます。
「保険加入しているので、安心してください。」
と伝える上で、
実際に身が伴っていないとそれは嘘になります。
保険加入の意味もありません。
安心・安全にショーをする上で、
バックに保険がある状態。
でも肝心のショーで危険なことばかりやっていては意味がありません。
ディアボロを投げるなら、
風向きは?
風の強さは?
ローラーバランスなら、
崩れた時、ローラーが横に飛ばないか?
小さな子がエリア内に入ってきた時にすぐに接触するような距離にないか?
投光器やスピーカーでスタンドを使用する場合、
万が一倒れた場合に射程内に客席は入らないか?
ケーブル等で通行される方が足をひっかけないか?
などなど。
細かくいろんなところが目に付くようになりました。
どんなにすごいショー、どんなに面白いショーでも、
事故が一つあれば全て台無し。
楽しいってものは安心と信頼の上にあるものです。
それを事前に準備しておくのはプロであれば
絶対必要なことと思います。
より良いショーをやるために。
リモコンやトランク、音響機器等が多くのパフォーマーさんに
必須アイテムとなっているように、
パフォーマンス保険も必須だって意識が広がればいいな〜と思います。
(現に多くの方が加入されてますが)
とちのきファミリーランドさんイベントまであと2週間!
楽しみです!
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