大道芸人、パフォーマーのたっきんです!
タイトルは僕が大好きなMARVELのスパイダーマンに出てくる言葉。
主人公のピーター・パーカーのおじさん、ベン・パーカーが不運にも強盗に襲われ命を落とす時、
最後にピーターにかけた言葉です。
「大いなる力には大いなる責任が伴う。」
これって、ある意味では今の大道芸においてはとっても大事なことで。
集客力のどうこうという話しではなく、
「人が集まるのであれば、それ相応の対応をしなければいけない。」
という話。
大道芸ってやっぱり人を集めてなんぼ、盛り上げてなんぼなところがあります。
コロナ禍においてはそれはとても相性が最悪です。
集めちゃいけない
声を出させちゃいけない
コロナ禍が始まり、小池さんが「3密」を提唱した時、
そのニュースを見て僕は「終わった…」
と思いました。
ただ、本当に終わるわけではなくてw
だったらそれに合わせたものをやればいい。
十分に対策をして、
過去に固執することなく、”いま”必要なことをやっていけばいいだけだ
と思いました。
で、2021年11月13日現在、
コロナの新規感染者数は激減して、収束したのか?12月1月あたりにリバウンドがあるのか?
という状況。
とはいえ、緊急事態宣言・蔓延防止措置も解除されているいま、
大道芸も各所再開していて、
どこも盛り上がりをみせています。
もちろん各所徹底した対策をしてみなさんパフォーマンスをされていますが、
時折見る、
コロナ禍以前のようなギッチギチに寄せてパフォーマンスされている様子…。
もちろんその方の集客力の賜物なんですが、
僕は
「いま、それでいいのか?」
と。
集客力のある人は、その分より徹底した対策を講じてショーをやる必要があります。
そもそも人が集まりやすい現場であれば、
集客力の有無に関わらず、徹底した対策が必要です。
それを放棄して、以前のように集めて、盛り上げるショーをやるのは、
責任放棄ではないかな?
と思ってしまうわけです。
僕は今は人の多くなる現場では、看板の設置、適宜ディスタンスを取るようにアナウンス、マスク着用のアナウンス、歓声よりも拍手で、というご協力をいただきながらのパフォーマンスを行なっています。
ショー構成としても、
動線が塞がる場合を除いて、盛り上げるための意味での寄せはやりません。
今はまだコロナ禍が終わったわけではないので、
まだまだ対策は必要です。
が、これを「我慢」ととるか、「必要なこと」と取るか、
それでこれからが変わってきそうだな〜なんて思います。
今日もこれからパフォーマンスですが、
変わらず感染症対策を徹底しつつ、お客様に安心・安全にお楽しみいただけるように頑張ります!
天気がものすごく良い!

大道芸人、パフォーマーのたっきんです!3ヶ月ぶり、2日間のショーを経て、今までとは違う”いま”の状況、”いま”必要なこと…