XVIVE XV-U3レビュー!ワイヤレスヘッドセット改革! - パフォーマーたっきんofficial HP

XVIVE XV-U3レビュー!ワイヤレスヘッドセット改革!

この記事は都合上、PRを含みます

XVIVE XV-U3レビュー

大道芸人のパフォーマーたっきんです!

先日ふと、

機材をもう少しコンパクトにしたい……。

そんな気持ちから、各種機材の見直しをしてみまして、
noteにまとめました。

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で、その中のひとつ。
XVIVE XV-U3。

購入しました!

使用感とかメリット・デメリット、使い心地などなど、
音響機材の設営から調整、そして人前に立つ大道芸人としての視点からレビューします。

この記事でわかること
  • XVIVE XV-U3の性能、仕様
  • 導入のメリット/デメリット
  • 実際の使用感
  • 口コミ

ご検討の材料にしてみてください。

実践初投入のレビュー記事はこちら

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XVIVE XV-U3初投入!ワイヤレスヘッドセットで使ってみました 記事の内容上、PRを含みます 江ノ島大道芸 大道芸人のパフォーマーたっきんです。 本日は江ノ島大道芸で……

XVIVE XV-U3レビュー

内容

内容はこんな感じ。

  • XVIVE XV-U3送信機/受信機
  • Micro USB Type-Bケーブル(2口)
  • 専用収納袋
  • 日本語取扱説明書
  • 英語取扱説明書
  • ステッカー
  • 簡単ガイド

専用収納袋は薄い生地なので、機材の保護等には向かないかもしれません。
あくまで収納用という感じでしょうか。

USB Type-A−Micro Type B×2口のケーブルが付属しててありがてぇ!

仕様

項目使用
重さ受信機/送信機とも
90g
大きさ⚪︎受信機
約8.5cm*3cm*2.5cm
⚪︎送信機 
約9.6cm*3cm*2.5cm
周波数帯域2.4GHz
バッテリー駆動時間5時間
バッテリー充電時間2時間
動作範囲最大30m
レイテンシー5ms以下
接続端子XLR
周波数応答20Hz-20kHz
ダイナミックレンジ> 103dB
信号対雑音比>103dB
全高調波歪み<0.1%
Perplexityで出力

サイズイメージとしては、送信機/受信機ともに手のひらサイズって感じ。

便利な世の中になりましたなぁ……。

専用ケースは少しかさばる

購入時に専用ケースもつけていただきまして。

収納するとこんな感じ。

クッション性は高そうで、これなら運搬時の安全は十分確保できそうですが、
うーん…ケースでかい。

ケースサイズ:約15cm*12cm*7.5cm

精密機器なので大事なことなんですが(^^;
ケースの中の空間も大きくとってあるので、この分減らしてくれたら
縦幅半分ですむんだけどなぁ。

荷物が多いときは付属の収納袋(右)が活躍しそうです。

触った感じ、

  • 表面は撥水性あり?
  • 収納口が強めの磁石なのでちゃんと閉じる
  • クッション性はなし

収納袋を使うときは運搬時しっかり保護した方が良さそう。

XVIVE XV-U3導入のメリット

XVIVE XV-U3を実際に使ってみて、かな〜り助かったところが見えてきました。

メリット
  • 接続のアイテム数が減った=手間が減った
  • 衣装着てからでも通しやすい
  • 使える幅が広い

接続の手間が減った

これが1番のメリットだったんですが。
ぼくが従来使っていた機材がSHURE GLXD 1/4。

長くこれを愛用していて、

  • 混線の心配なし
  • チャンネルを自動設定してくれる

のでどの現場でもこれあれば大丈夫でした。
ダメな現場がなかったな。

接続アイテム数は

  1. 受信機に電源ケーブルつないで
  2. 受信機とミキサーをキャノンケーブルで繋いで
    (場合によっちゃミキサーの置き場所、ケーブルの長さ調整が必要)

でした。

これがXVIVE XV-U3導入だと

  1. ミキサーに受信機挿す

で終了……。
すげぇ…。

電源ケーブルやキャノンケーブルが不要になった分、
ケーブルでごちゃごちゃしがちなミキサー周りもだいぶすっきりしました。

SHURE GLXDをミキサーに接続した画像
SHURE GLXDを接続
XVIVE XV-U3をミキサーに接続した画像
XVIVE XV-U3を接続

ミキサーに接続しているケーブルも電源ケーブルとオーディオケーブルのみ。
アイテム数が減るっていうことは、
ケーブル断線のリスクも減る=経費削減!

ありがたやありがたや。

や、でもXVIVEも壊れることあるよねそのうち。
一緒か。

衣装着てからでも通しやすい

すごい些細なことなんですが、
ぼくは衣装としてシャツ+ネクタイ+ベストのスタイル。

そのため、ショー前、シャツを着る前にヘッドセットを装着。
からケーブルを内に収めながらシャツきてネクタイしてベスト着て、という感じです。

たまにマイクつけ忘れて全部着たあとにマイクつけなきゃってなると、
まぁまぁ面倒なんですよね…。

ネクタイゆるめてシャツボタン外してうんたらかんたら…。

XVIVE XV-U3だったら送信機も小さいので、
そういった手間もだいぶ省かれました。

使える幅が広い

正確には「こんなシーンで使えるだろうな」というはなしです。

現場でハンディマイクに応用

ずっとヘッドセットマイクとしての利用でここまで書いていたんですが、
これが本来の使い方なんですよね(^^;

ハンドマイクに送信機を接続すれば、ワイヤレスのハンドマイク化することができる。

今までやってきた現場であったのが

  • ワイヤレスマイクの接続の不安定
    (受信機の位置などの関係で)
  • ケーブルの長さが足りない

などのトラブルがあって、結局有線マイクに切り替えて不便だったり、
はたまたミキサー位置をドガッと動かしてみたり…など
結構大変なことが多かったです。

ただXVIVE XV-U3ならそれも全部安定したワイヤレス接続にできるので安心かな。

スピーカーをワイヤレスで拡張

同梱の紙に書いてあったんですが、
(滅多にないんですが)スピーカー同士を繋いでステージ両端から音を出したい時。
従来であればキャノンケーブルをスピーカー後ろのスルーで繋ぐ必要がありましたが、

そこにXVIVE XV-U3を接続すればワイヤレスでスピーカー同士を繋げることができる。

まだ実際にやってみていないのでなんとも言えませんが(^^;

この場合は遅延とか無いのかな?ってのが気になるところですね。

XVIVE XV-U3導入のデメリット

もちろんメリットばかりではなく、多少なりデメリットもあるかなと思います。
比較は今まで使ってきたSHURE GLXD1/4です。

デメリット
  • バッテリー持ち(フル充電から5時間)
  • マイク接続部分が外れやすい(らしい)
  • チャンネル合わせは手動

バッテリー持ち5時間

フル充電からのバッテリー持ちが掲載値で5時間。
普段の現場でまず5時間も起動させることはないですが、
何日か使うとなると、バッテリー容量としては少し足りないかも。

今後長く使うと考えると、
バッテリーも劣化するでしょうし、さらに短くなることも予想されます。
(だいぶ先だと思いますが)

こまめな充電が必要ですね。

マイク接続部分が外れやすい(らしい)

先輩から聞いた話にはなるんですが、
マイクと送信機の接続部分が外れやすくなっちゃうらしいです。

先輩はテープなどでここは固定するらしい。

現に新品である現段階でも、はめにくい感じはあるので
ここの構造がちょっと良くないのかも?

実際にはまり具合は浅いです。

チャンネル合わせは手動

これは完全にSHURE GLXDからの乗り換えからなので、という話ですが、
送信機と受信機のチャンネル合わせは手動でボタン操作が必要です。

SHURE GLXDは自動で空きチャンネルを検出して、
途切れることなくチャンネル変更してくれる優れもの。

それに比べたら手間はありますが、
同じ現場で同じ機種、同じチャンネルで同じ時間帯にショーがあるような場所でなければ
おおよそ混線は無いんじゃないかな、と思います。

大道芸フェスみたいなところですかね。

現状感じたデメリット面についてはこんな感じですが、
むしろ粗探しして出たのがこれら、という感じです。

デメリット以上にメリットの方が多いです。

実際の使用感

先日初投入してみたので、そこでの使用感を。

  • 運搬面、接続はやっぱり最強!
  • 後ろポケットに入れてる感覚が無いぐらい軽い
  • 遅延なし!

ただただ「最高!」でした。

多少の遅延はあるかな?とか、障害物あるとどうだろう?とか
いろいろ考えていたんですが、
実際にパフォーマンス中は何の問題もありませんでした。

送信機がコンパクト過ぎて後ろポケットに入ってる感覚がないですね。

購入時の注意点

XVIVE XV-U3を購入の際の注意点です。
XVIVE XV-U3には

  • ダイナミックタイプ
  • コンデンサータイプ

の2種類があるので、
使用するマイクとタイプを間違えないように注意が必要です。

ぼくは大道芸シーンでヘッドセットマイクを接続して使うため、
ダイナミックタイプのヘッドセットを使っています。

なのでXVIVE XV-U3もダイナミックタイプを購入。

マイクはコンデンサー、XVIVEはダイナミックタイプ、と違うタイプにしないように
お気をつけて!

引用:サウンドハウスさんHP

結論、高性能と安定性・手軽さが両立

と、XVIVE XV-U3についてレビューさせていただきました。

結論としては、

高性能・安定性・手軽さがすべて両立した良品

っていう感じかな。
ストリートミュージシャンさんや路上パフォーマンスされる方は特に、
性能だけでなくて、運搬のしやすさも
アイテム選びに関わってくるはず。

マイクって案外かさばるものなんですが、
XVIVE XV-U3ならそこらへんも解消できそうです。

まだ使い始めてまもないので、
しばらく使ってみてからまたレビュー追記します!

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