【実際どうしてるのか?】大道芸人の主たる収入”投げ銭”の会計処理のはなし - パフォーマーたっきんofficial HP
大道芸の”投げ銭”
大道芸人のパフォーマーのたっきんです!
大道芸ってお仕事の主たる収入「投げ銭」。
パフォーマンスを見ていただいて、その評価を、楽しかった分入れていただくだいぶ特殊なシステムです。
お客様からダイレクトに価格をつけていただいてお金を頂戴する分、
口上では誤解も多く、難しいところもたくさんあります。
レストランに入って
「うちのオススメはこれだよ!」
と勧められた料理を全部食べた後に、お客様が
「これは500円だね!」
って、そんな料金システムのレストラン、早々見ませんよね 笑
この記事を書いていて、そう言えば以前投げ銭システムのレストラン?の記事見たな〜
って思い出して、
調べてみたらありました!
投げ銭という正直あいまいな収入であっても、お仕事であり収入である以上、
確定申告をします。
ただ一般的によく聞かれるのが、
「そもそも投げ銭ってどう処理するの?」
僕はこうしてます、ってお話を。
投げ銭はどう処理するのか?
開業届けを出して、個人事業主にとして活動してます。
その際の事業内容に
「大道芸、大道芸を主としたイベント企画、運営、出演。」
として提出してます。
これが僕の事業です。
なので、僕にとって大道芸での投げ銭は「事業収入」になるわけです。
投げ銭は「売上」です。
僕が使っている弥生会計での処理としては
現金は増えたので左に現金 ¥30,000-
売上は増えたので右に売上 ¥30,000-
です。
投げ銭はその性質上、
- 誰から
- どのぐらいの金額をいただいたか
の書類発行は難しいです。
見てくださったお客様おひとりお一人に領収書を発行するわけにもいきません。
通常、例えば業務で必要となった飲み物を自動販売機で購入した場合、
領収書の発行はないの、出金伝票に残すことで経費として計上できます。
これと同様に、投げ銭をいただいた金額を入金伝票に残すことで
売上として計上できます。
…と書きましたが、基本的に今時は会計処理ソフトを利用するのが一般的なので、
②はほとんど必要ないかもしれません。
①で仕訳したらOKなのでは….??
大道芸だって立派な仕事
ざーくりもざっくりの解説(解説といっていいものか)でした。
大道芸だってひとつのお仕事。
なので確定申告はしなければいけないし、投げ銭も売上として申告する必要があります。
所得税を申告、納付してきちんと国民の義務を果たさねばです。
10年前の自分はまだまだ知らないことばかり、
勉強不足もいいところで…orz
大道芸ってお仕事が社会的により良いものに認められるように、
こういったところでもしっかりやっていかないとなと思いますね。