気付けば13年。ふと立ち返ってみる。 - パフォーマーたっきんofficial HP
気付けば13年。ふと立ち返ってみる。
大道芸人、パフォーマーのたっきんです!
ふと、僕が江ノ島大道芸ライセンスを取得してからもう13年になるのか、と
なぜか息子の写真を見ている時に思いました 笑
(人前で初めて芸をしてから21年、大道芸を1人でやってからは15年)
僕が20歳の時に、当時交流があった先輩から
「受けてみたら?」
と誘いいただいてチャレンジしてみた江ノ島大道芸ライセンス。
当時はまだ今のショーとは程遠くて、
- ダイススタッキング
- 風船呑み
- ディアボロ
- ローラーバランス
といった感じのショーで……恥
たしか10組受けて、9組合格して、そのうちの7位とかだった気がします….。
ただ基準点には達していたので、ライセンス合格、という感じ。
今思えば、よくあんな内容でショー出来てたなぁーなんて思います。
今はディアボロメイン、「世界で僕だけの技」もあったり、
伝えたいこと、やりたいものが軸にあって「自分だけのショー」はまだ遠いのかもしれないながらも
自分らしいショーは出来てきているように感じます。
あれから13年…
何が変えてくれたんだろう?って考えたら、大きなところで3つあって。
① お世話になっている現場での経験と自分の立場
考え方や、ショーだけじゃなく日常的な動き方からそれが良いショーにどう繋がるか、
ざっくり言えば視野が広がった。
プレイヤー側に立っているだけでは気付けない点が見えてくるし、
それを日常的に考えるようになった。
② 教えてくれる先輩
僕よりも長く、いろんな現場を経験されてきた先輩からの助言が大きくて、
「教えてもらえる」ってことがどれだけ恵まれていることなのかを感じます。
学校なんてないし、大人になって教えてもらえるなんて
その方が長く時間をかけて得てきたノウハウを短時間でいただいているようなものですからね…。
③ 自分のショーと合う場所、立ち位置がわかった
過去にショッピングモール、結婚式、バー、クラブ、ライブ、外国人の方しかいないイベント、
老人ホーム、小学校、テーマパーク…
さまざまな現場でショーをさせていただいてきて、
僕のショーが合う現場、合わない現場をがっちり理解できるようになりました。
若い頃は「とにかく仕事が欲しい!」モードだったので、
どんな現場、どんなイベントでも
「経験になるから!」
とお引き受けしていました。
が、自分に合わない現場=お客様が困るわけで。
それに気付けてからは自分のショーに合わない現場は、他のパフォーマーさんをご紹介させていただくようになりました。
「仕事を選ぶ」というとどこか傲慢な感じがしてしまうんですが、
それは傲慢ではなくて、一番良い形を求める結果なんですよね。
結果的には「経験を積んだ」の一言で済んでしまうことなんですが 笑
いま33歳。
これからどんなお仕事を経験させてもらって、
どんな道に進んでいくのかはわかりませんが、
立ち帰る場所があるってのはありがたいもんです。
今はコロナ禍でほんのちょっと江ノ島大道芸でのショーは中止していますが、
再開したら初心に帰って、
やっていきましょ〜ってことで。
うーん、早く江ノ島大道芸でショーしたいですなぁ~~~。
✔️ 僕が育った場所「江ノ島大道芸」という湘南江の島の名コンテンツ
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