ショー構成のはなし | 僕の構成の作り方

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僕のルーティンの作り

大道芸人、パフォーマーのたっきんです!

ヘブンアーティストの活動をちらほらさせていただいて、
普段お会いしない方のショーも見れたりします。

それで自分のショーと比較しても、やっぱり同じ道具でも作り方の違いで
見え方が全然変わって面白いな〜なんて思った週末。

なので僕がディアボロの構成を作る時に意識していることを文字にしてみました。

早速ですが、僕のルーティンはこんな感じ

  1. 動き、テクニカルに見える技→大きな技のコンボ
    (最初の足技→スティックごと投げ上げてキャッチする)
  2. 1発で締める技
    (背中の後ろ(?)で見ないで引っ掛ける)
  3. インテグラル→拍手のタイミングが分かりやすい技
    (ごちゃごちゃしたやつ→箱にノールックで投げ込む)
冒頭の足技。
背中の後ろで引っ掛ける技。
インテグラルからのがちっと決めるところ。

が前半。
後半は2ディアになったり、バータックス(縦回転)の技で、
見栄え重視。

2ディアハイトス+縄跳び。

ただし、最後の最後は拍手しやすい終わり方。

これが僕のディアボロの構成です。

こうやってみると、

全然技やってない!!!!! (致命的)

僕の思うところ

僕の勝手な持論ですが…

  1. ど頭はテクニカル(難しそうなやつ)→見た目が大きく拍手のタイミングが「ここ!」って分かりやすい技を繋ぐ。
  2. 一瞬で決められる技を次にやることでメリハリがつく。
  3. 1と系統が異なるテクニカル技。ポーズはがちっと止まる。

従来の曲とは違うバージョンで構成を持っていますが(滅多にやらない)、
それもおおよそこれに則って構成してます。

① ど頭にテクニカルにやる

  • 最初の印象でその後見るか決まるので、ど頭に説得力ある技、「できる人」と認識してもらえるようにする。
  • その後の技も”難しそうに見える”

② 一瞬で決められる技

  • コンボだけが続くと見ていて集中力が切れやすい。
    もちろんコンボの長さだったり技の系統にもよると思いますが、
    「見やすさ」という点ではコンボ→コンボ→コンボって、だらけてしまうように感じます。
    もちろんそれを凌駕する圧倒的技術力があれば別ですが…!! (ほしい!!!!)

③ 1と系統が異なるテクニカル技

  • 改めてテクニカルに説得力を示す。ここで最後にだらっとなると、
    「終わったの?」ってなっちゃう。

僕の構成的は3段階なのでこんな感じ。
もちろん曲の長さだったり、考え方ってそれぞれだし、
僕は大道芸畑の人間なので競技的な構成の作り方は全く分かりません!←

まずは洗い出して動いてみる

では実際にどう作っていくか?

  1. 見せたい技を洗い出す
    注:「できる技」ではなく、見せたい(やりたい)技
  2. 技と技をいろいろ繋げてみて1つの流れを作ってみる
  3. 2で作った流れの順番をつくる
  4. 改良

実際に道具に触れながら、曲に合わせてやっていくと、
曲の尺とかタイミングとかも取りやすいです。

机でこんな感じかな〜なんて考えて、いざやってみたら全然間に合ってないとか、
足りてないとかよくあるのでw

構成を作ることは「ちゃんとやる」という最初の段階なので、
ここからがスタートですね!

という、僕のショー構成のお話でした〜。

✔️ 練習と本番、同じ技でも全く違う壁と経験

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