技術でない部分を「人に教える」ことの難しさ - パフォーマーたっきんofficial HP
技術でない部分を「人に教える」ことの難しさ
大道芸人、パフォーマーのたっきんです!
昨日もお付き合いくださいました皆様、ありがとうございました!
1日通してなかなかハードモードでしたが 笑
ラスト回のラストで皆さんの目の前で思いっきりコケまして…笑
いや、あれはコケたってかクラッシュというか…
ズザーーッって感じ。
お恥ずかしいところをお見せしました…!!
寒い中ではございましたが、お付き合いくださった皆さん、
ありがとうございました!!
昨日は何気に初めてなんですが、
大学の後輩でパフォーマーになった子と一緒でした。
で、一応”先輩”になるのでいろいろ話してはいたんですが、
やっぱり思うのは
人に何かを「教える」っていうのはめちゃくちゃ難しいということ。
技術であればこうで、こうして、こんな感じ〜と伝えられるのですが、
技術ではなく、
「ショーをよくするには何かありますか?」
といったことを聞かれると、返答に困ります。
というのも、いろんなお仕事でもそうだと思うんですが、
「その人にしかできない仕事」
というものが大事であって、
とかく僕達大道芸人の場合は、ショーがそれにあたります。
つまり、例えば僕が
「ここはこうしてみたら?」
という答え方をした場合、
それは僕の正解であって彼の正解ではありません。
逆に、僕のショーの正解は彼の正解ではない。
そもそも正解というもの自体が存在しないと思いますが、
正解があるとすれば、
それはそのショーの持ち主にしかありません。
なので、
「どうしたらいいですか?」
と聞かれた場合、
「こうしてみたら?」
という返答は間違えていて、おそらく
「僕ならこうしてみたら僕としては面白いけど、
自分はどういうゴールが理想なの?」
とゴールをはっきり想像させてあげることが「教える」なのかな〜なんて思ったのでした。
ただ結局それも
「どうしたらいいですか?」
の答えにはなっていないので、不正解なんだと思うんですが(^^;
ただただフレッシュな若いエネルギーのあるショーを見て、
僕もまだまだ精進せねばと…
でも体力が…笑